【小論文】看護系大学・専門学校の試験対策

1.小論文と作文の違い

「作文」とは、自分自身が体験したことについての感想や分析を述べる文章を言います。
自分の体験について感じたことを伝えることで、自分のことを相手に知ってもらうことが目的となります。
一言で言うと、作文は「自己PR文」に近いと言えます。

「小論文」とは、与えられた課題に対して自分の意見を述べ、その意見がなぜ正しいのかを客観的な根拠や理由を挙げて、相手を説得する文章のことです。
「私は~と考える」と意見を述べ、その理由を「それは~の理由からだ」と筋道を立てて説明します。
論理性や説得力の高さにポイントが置かれます。

2.小論文の出題パターンは大きく分けると3種類

テーマ型:医療分野や自分自身のことに関するテーマが与えられる場合

課題文型:新聞記事や評論文の一部が出題され、それらを要約した上で自らの意見を主張していく場合

資料・グラフ型:与えられた資料から読み取れる内容に関して、自らの意見を主張して行く場合

3.小論文のルール

書く内容:自らの意見や主張を、根拠に基づいて論理的に書く

文体:「〜だ」「〜である」調に統一すること

文の構成:序論・本論・結論

①については、「論理的に」という点がポイントとなります。
小論文で大切なことは、自らの意見が正当であることを相手に納得させることです。そのために必ず必要なのは自分の意見に対する「問題点」や「反対意見」です。これらを文章に登場させ、その上で自分の意見が正しいことを証明して行く必要があります。
②については、読み手に自信のなさが伝わってしまうことを避けるためです。
小論文は相手を説得するものである以上、しっかりと言い切ることが大切です。したがって、「〜だと思う」という表現を多用することも避けるようにしましょう。
③については、①で述べた「論理的に」書くために必ず意識するべき点になります。
具体的には、下記のような流れで書いていきます。

a) 序論:問題提起とそれに対する自分の意見・主張(字数10〜15%)

b) 本論:自説の根拠とそれに対する反対説・問題点(字数65〜80%)
    →自説の正当性の証明

c) 結論:正当性が示せた上で、再度自説を明確に述べる(字数15〜20%)

4.小論文への対策

情報収集

自分の志望する大学・専門学校に小論文の試験があると分かった時点で、まずは日常生活における時事にアンテナを張ってください。

a) テレビのニュース番組や社会問題についての解説番組を見る

b) 新聞の社説、コラム欄を毎日チェックする

過去問研究

a) 出題パターンはどれか(テーマ型、課題文型、グラフ・資料型)

b) 字数や試験時間はどのくらいか

c) 出題傾向に特徴はあるか(看護系分野が多いか、社会全体から出題されているか)

思考力

小論文では、自分である事柄に対する問題点を見つけ出したり、的確な理由を考えなくてはなりません。そのためには、常に1つの事柄を掘り下げて考えることができる「思考力」が必要となります。しかし、そのような力は短期間で身につけることはできません。それが、多くの人が小論文で文が書けないと悩む理由なのです。だからこそ、毎日の生活で訓練して下さい。「何でこうなるのだろう」「本当に正しいのだろうか」といった疑問を常に自分に投げかけ、1つ意見が浮かんだら別の視点から否定してみて下さい。
また、小論文でよく見かけるのが「階段の1段飛ばし」現象です。言い換えれば、「論理の飛躍」です。例えば、「高校の部活動で部長を経験した」という理由から、いきなり「コミュニケーション能力を身に付けることができた」という結論に至ってしまうのです。部長として何を意識して、どんな努力をしたのか。そして、そこから何を学んだのか。これらの内容が全て融合して、コミュニケーション能力の向上に繋がったという結論に至れるのです。
日頃から物事の繋がりを意識して、1つ1つ説明していける思考力を身に付けましょう!

5.最後に

小論文の対策は、自分1人でやろうと思っても中々出来るものではありません。
なぜなら、小論文は相手を説得するものである以上、どうしても読み手となる存在が必要だからです。しかも、読み手もある程度知識・見識があり、内容に関して一定の分析ができる必要があります。信頼できるパートナーが欲しい方、勉強の始め方がわからない方は、是非ご相談ください!
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